夕陽が海に沈む所で育った。今は六甲山系か淡路島に沈む、、、。
生まれ育った場所は、夕陽が海に沈む所でだった。紀南地方というと和歌山の南部にあたる、近くには梅の産地とか県の唯一の空港がある。幼い頃、千畳敷から見た海平線は地球は丸いと感じさせてくれたかもしれない（気のせい？）
養老孟司氏と宮崎駿氏の対談（youtubeから）を聴いていると、自身の出生から経験し学んだことを見返して見たくなった。
都会で生まれたものは自分の夕陽を持たない（宮崎氏）地方出身のアニメーターは東京の土を描けない。火山灰でできた赤土を知らない人が多い。
海に沈む夕陽を描いたアニメーターは柏崎出身だったらしいW
冒頭は宮崎氏の言葉から始まる。
政治や経済は紙っぺらにかける薄いもので、人間の存在の奥に潜んでいる黒い深い部分の方が今はとても大事なんじゃないかな、、、
アルバイトで知った社会とバンド活動
社会で初めての経験は高校一年冬の頃のアルバイトから始まる。冬にガソリンスタンド、春に地元紙夕刊の配達、夏に鮎の養殖場（日置）が卒業まで続いた。クラブ活動（吹奏楽）期間外で、、、 失敗談ばかりが思い出される。GASではガソリン給油の後キャップ忘れて 社員さんがバイクで追いかけたり 灯油配達タンク車に給油の際に給油ガンをぶちまけてスタンドを灯油まみれにさせたりとか酷かった。
仕事が終わって夕食時にはガソリン臭いということで別部屋で食事させられたりとか
、、、春の夕刊配達はクラスの染谷君の紹介だ。彼のプロパーバイトで配達管轄地域をヘルプする仕事、彼も春休みくらいは休みたいらしい。仕事内容は配達と集金でギャラは集金の％だった。文里地区のSさんだけが半年集金出来ないらしい。
狡い大人がいる事を初めて知ったボンボン育ちの私にとっては、社会を知る良い経験をしたのかもしれない。毎夕の配達時にいつもSさんに集金のお願いの声をかけて配達した。
その月の集金日に2ヶ月分払うというので2ヶ月分の領収書を切った。玄関奥から持ってきたのはビニール袋に入った一円玉の塊だった。ちょうど1600入れてあるというので1600枚相当の勘定も出来ないので信じ切って領収書を渡した。この頃はおぼこかったし騙された経験もないので何の疑いも持たなかったわW
各家庭の集金して会社に戻ってSさん宅からの一円玉も出した。枚数は忘れたがかなり足りなかった。バイト代から差し引かれることとなった。バイト残り数日まで配達したがもう声かけはしなかった。 君子危に近寄らず という言葉だけが残った。
この選択をしたのは小学生の頃の縁日の経験だ。今では有名なyoutubeヒカルくんの当たりのないくじ引きを小学生の頃経験した。面白くて一日中張り付き当たりが出ない事をおじさんに指摘する。案の定逆切れされて景品を投げつけられた。これにはびっくりしたね。「今日は当たりが出なくて調子悪いね〜」とか笑って返してくれるもんだと思い込んでいた。後に理解するが当たりなんか入っていない事を、、、
夏の鮎の養殖場でのバイトは同じクラスメイトの小山君の紹介だった。養殖池から取り出された。鮎をサイズごとに選別する。送り先は吉兆とか丸紅とか大阪向けがほとんどだった。小山くんは仕事は早かった撒き餌の作り方から養殖池のプールの清掃までよく覚えていっと思う。 この頃二代目の若社長から可愛がられたりしてギターの練習したりかぐや姫のレコードを聞かせてもらったりした。
三年生の頃はドラムの腕も上がってきたので隣のクラスの谷口君に誘われてバンドに参加した。ブラインドホールドという名で ジャニスやロッドのコピーをした。
ヤマハの88ロック紀南大会で優勝選出され和歌山大会本選まで行った。
渡辺香津美のKYLYNや山下達郎のコピーしているバンドもあって、すごく憧れた
今日はここまでです。
次回は 田舎は狭い 大恥のナンパ事件です。W
田舎は狭い 大恥のナンパ事件です 追記
大学生の夏休み 実家近くの大浜公園に夕陽が沈む海を見たくなって公園のちょっと高台に設置されている噴水のあるところのベンチに腰掛けた。隣になんか可愛い感じの学生さんらしい女子が一人でぼんやりしていた。
10代最後の夏休み よし声かけるか 、、、話が弾んでいた。同じ高校の後輩だった。
お互いの話とか色々している。、、、すると彼女は合点があったかのように言った。「あれもしかしてM君のお兄さん、、、！」、、やっちまった 弟のクラスメートだった。ここからいいお兄さん、、いい先輩を演じて すごすごと話を切り上げ退散 田舎は狭いんだよ〜のら
後日 問い詰められた話はアバば〜ということです。W
夕陽が海に沈む所で育った。今は六甲山系か淡路島に沈む夕陽を見れる タワマンの上層階に住居を構えセミリタイヤ張りにでWEB運営をしながら老後を楽しんでます。
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