WEBマーケティングとか優しさとか 木村圭宏 

人生に意味などない 意味付けは自分自身で

スチールギターと日本の音楽

スチールギターと日本の音楽

戦後の日本では、ハワイアンブームが巻き起こったそうです。
ビアホールではハワイアンバンドが生演奏をしてくれるお店も沢山あったそうです。
バッキー白片さんや大橋節夫さんなど、ハワイアンミュージックのスターも生まれとても流行したそう。
大学生や高校生もハワイアンバンドを組み、上手いバンドはキャンプ周りをしたと、知人のミュージシャンから聞きました。
ハワイアンは、楽器が安いので若者にもやりやすかったのかもしれません。
日本のハワイアンミュージックは独自に進化していきます。
ハワイアン楽器を使った歌謡曲も流行りました。(加山雄三さんのお嫁においでなど)
そのうち、ラテン音楽と混ざってムード歌謡になっていくのもとても興味深いです。
そうなるともうスチールギターは衰退していきます。
今はバンドでスチールギターが入っている事は少ないし、ハワイアンバンドも少なくなってしまいました。
生演奏が聴けるビアホールも姿を消し、すっかり需要がなくなったようです。
あの音色は、人の声と同じように胸をぐっとつかむ何かがあるように思います。
フレットレスなので、音程を取るのが難しいのですが、その不安定さも魅力の一つなのかもしれません。
とにかくすごく難しい楽器ですが、いつか弾きこなせるようになったらと夢見ています。

大阪楽器買取センターではスチールギターを積極的に買取しています。