WEBマーケティングとか優しさとか 木村圭宏 

人生に意味などない 意味付けは自分自身で

遺品整理を経験して思ったこと。 尼崎50代

  叔父が亡くなった時の事です。
跡取りで家と店を継いでいたのですが、一人暮らしをしていたので家の中の物は本人にしかわからない物のたくさんありました。
しかし、東京で暮らしている息子が一人(私の従弟です)いたのでその子と二人で遺品整理をしていたのです。
跡取りというだけあって昔の写真や品物が山積みです。どこから手をつけていいのやら二人して悩みました。
私たちが見てもわからない人が映っている写真には困りました。これはやっぱり人として躊躇してしまうものだと思います。
お店をしていたので書類もかなりの数でした。処分すればいいものを男性なので何となく机の引き出しに突っ込んだままだったのでしょう。昭和の始めに作られた証券などもあり、ちょっと笑ってしまいました。それらを見ているとなんだか歴史を感じてなかなか作業が進みません。こういう時は身内ではなく回収業者に頼んだ方が一気に終わるのかもしれないなあと思いました。でも私の従弟は見事に手早く処理をしていました。やはり離れて暮らしていたとはいえ親子なのですね。
必要な物とそうでない物がハッキリわかったのでしょう。細かい物、洋服などをある程度整理し終わり残りは回収業者にお願いしなければなりませんでした。一つ一つが丁寧に片付けられやがて家は綺麗に空きました。
私も遺品整理や処分は初めての経験で、買い取ってもらうようなお宝は全くありませんでしたが終わった後はなんだか澄み切った気持ちになっていました。
私は独身なのでもしかしたら一人で死んでいたという事にもなりかねませんが、いつかは人に整理してもらう日が来るのでしょう。その時のためにも今のうちからでもできる事はしておかなければ、ふと思ってしまいました。
神戸市尼崎市での遺品整理、家財処分はお任せください。