WEBマーケティングとか優しさとか 木村圭宏 

人生に意味などない 意味付けは自分自身で

リサイクルショップの経営に重要な事

リサイクルショップの経営に重要な事

 リサイクルショップっていうと、中古品のややくたびれた感のある、家具や安っぽい家電製品なんかを売っているというイメージがあるが、最近のリサイクルショップは、それぞれにコンセプトが明確化してきているのではないでしょうか。
 ブランド品を専門に扱うお店や、ビンテージ物専門の古着のお店、カッシーナやアルフレックスといった新品で揃えれば数百万円いくような高級なデザイナーズ家具を専門に格安価格で販売するお店、骨董品や調度品(インテリア)専門店から、店舗や工場の厨房機器、業務機器、工作機械、農機具などの業務用専門ショップにいたるまで、様々な、顧客ニーズにそって多種多様化してきています。
 リサイクルショップは顧客ニーズを追求すれば不用品の買取という最終的なプレゼンス以上に不用品の回収や処分、遺品の整理などから家財処分、解体、リフォームにいたるまでその業務内容を広げている所もあります。
 もちろん、リサイクルショップだからこうならなければならないという事は無いと思うのですが、事業の多角化に関して言えば、経営資源を分散し、ロスを拡大させる心配もありますが、営業エリアのニーズに合わせビジネスを変化させて行く事が大事な事でもあるでしょう。
(例)宮崎のリサイクルショップでは農機具の売買は当然の如くそのニーズはあるということだ。
 リサイクルショップの主な業務は中古品の販売とその仕入れ(買取業務)が中心となります。販売力の強化と、買取業務の強化が利益の根源である事に違いないでしょう。
 販売力の強化とは、販売チャネルの多様化(店舗、ネット、卸、ネットワーク、仲買など)であり、買取業務の強化は、広告(WEB、チラシ、仕入れ、メーカー提携など)での遡求があり、最近はホームページのSEO対策による検索エンジン上位表示による反響の獲得が、有効な手段として考えられてきました。今ではgoogle yahoo seo対策が一緒になったことからもWEBマーケチングは困難さがましてきています。
 特に無店舗型のリサイクル買取業者らは、日々の単発的な日常業務になり、継続性という観点から、行政サービスへの進出、法人開拓へのその業務を拡大させなければいけないという課題を常に突きつけられている。
 販売力が無いという事は、流通業における致命的な欠陥であるが、一般の流通チャネルと違い。ルート性の希少さから中小零細の事業者がなんとか生き残る余地があるという事が現状である。
 流通の主導権をとるという事は、ブランド化のそれと同じであり、この部分は重要なポイントで、ここに経営資源を集中させる事が重要なのである。
 集中と選択は、未来の事業ステージを決定し、ビジョンを明確化する為に必要な事なのである。